こんにちは、CHIOJIです。
NHKスペシャル「2030未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~について、概要と感想を書き留めます。
私が最近最も衝撃を受けたことの一つです。
世界の現状を知ることも、独立成功する為には知っておかなければならないことです。
まずは、どうゆう内容だったかを、テレビを見ない人もいると思いますので、
項目ごとにご紹介します。
前回の続きです。
これは、まぎれもない現実だということを感じながら読んでください。
水枯渇の危機が迫る
穀物などの大量生産によって、貴重な農地を失いかねない事態が起きています。
農業は、世界の淡水使用量の約7割を利用していますが、その水源の一つである地下水に枯渇の危機が迫っています。
地下水は、近い2050年には世界の7割の地域での枯渇が予測されています。
世界有数のワインの産地である南アフリカケープタウンでは、近年記録的な干ばつにより、ダムの干上がりが頻発しています。
ワインの輸出業者は、ビジネスを持続させるため資金を投じて貯水池での水の囲い込みを行う事態となっています。
一方、スラムで使える水は、1日たったのバケツ2杯分という現実で、厳しい暮らしを強いられています。
ワイン1本の生産に必要な水は、約650ℓ。
スラムの人が使う2週間分の量なのです。
貴重な水で作られたワインは、日本を含め、多くは国外で消費されています。
食料危機が招く暴動の連鎖
水や食料の偏りがもたらす社会の分断は、フードショックをもたらします。
温暖化が進み食料生産の状況が悪化すると、暴動が引き起こされる可能性が高まると予測されています。
数か国の穀倉地帯が不作となり、食料の輸出を停止した場合、世界的暴動が起こるとされています。
食料生産より不安定化し、最悪の場合危機は数年間続くといわれています。
このままで行くと、2050年までには世界的なフードショックが起こる可能性が高いのです。
食料自給率38%と、多くを輸入に頼っている日本。
輸出停止の連鎖に巻き込まれれば、数パーセントの確率で暴動が発生すると指摘されています。
食料システムの改革を直ちに始めなければ、近い将来この日本でも、暴動が起こる未来が現実になるかもしれません。
食い止めることはできるのか、
未来への分岐点、2030年まで、あと10年…
次回に続きます。
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