こんにちは、CHIOJIです。
今回は、光熱費三大固定費でもある、「ガス料金」に迫ってみたいと思います。
ガス料金と言っても、都市ガスとプロパンガスの2つに別れますが、
我が家の場合、賃貸の一軒家である為、ガスの中でも「プロパンガス」について、
迫っていきたいと思います。
今回も、リベ大両学長のHPを参考に、プロパンガス見直しにチャレンジしてみましたが、
結果は失敗に終わりました。
なぜ失敗したかを是非確認いただき、皆さんの固定費削減計画の対策になれば幸いです。
他にもお役に立てる情報もあるかもしれませんので、
参考になればうれしいです。
プロパンガス料金の仕組み
プロパンガスは、都市ガスと比べて割高になっています。
なぜ割高かというと、
- ガス設備の違い
- 価格システムの違い
以上2点の理由が挙げられます。
①ガス設備の違い
〇プロパンガスの場合、各家庭に直接訪問してガスボンベを輸送する為
〇都市ガスの場合、供給元から直接ガス管で供給される為
プロパンガスは都市ガスと異なり、各家庭にガスボンベを届ける為の輸送代や機器の安全点検の人件費がかかっている為高いのです。
②価格システムの違い
プロパンガスは会社ごとに基本料金や従量料金を決められる、自由料金制が採用されています。

そのため、価格設定が非常に不明瞭であり、割高な設定をしている会社も多いのです。
例えば、東京都の平均価格(相場)と、プロパンガス料金消費者協会による
適正価格は以下の通りです。

プロパンガス料金を安くする方法
プロパンガス料金を安くしたいのであれば、まずは相場を確認しましょう。
相場よりも割高なガス会社を契約している場合、値段を下げるには会社を乗り換えるのが、
一番効果的です。
また、乗り換える際には必ず比較サイトでどの会社が適正価格なのか確認しましょう。
以下におすすめの比較サイトを貼り付けましたので、是非やってみてください。
また、シュミレーションをするためには、現在のガス料金や使用量が必要になるので、
毎月ポストに入っているペラペラの検針票を残しておいて、事前に確認しておきましょう。

失敗した理由
さて、本題です。
上記のように、比較サイトで見直し検討すれば、恐らくかなりの確率で、安くなると思います。
私も、「1か月でおよそ2,702円、1年間でおよそ32,429円ガス代を抑えることができます。
高過ぎる料金設定です。お客様の現在のガス料金は適正価格を大きく上回る、一般戸建住宅としてはかなりお高い料金設定となっております。」
という診断結果がでました。
これは一大事だと思い、すぐに大家さんに連絡し、ガス会社を変えてほしい旨を訴えました。
もちろん、理由として診断結果を受けた結果の相場との違いについて説明しました。
そして大家さんも他のガス会社を探してくれるということになったので、
こちらからもガス会社を探してみる旨報告。
しかし、数日後事態は急変し、仲介業者よりガス会社の変更は難しいとの連絡が入りました。
その主な理由はこうです。
『新しい入居者(今回の場合私)が入る際、大家がガス会社と契約する上で、給湯器やコンロ、もしくは配管工事をガス会社が負担しているとのこと。
〇給湯器、コンロの場合なら、恐らく10年契約、
〇配管工事の場合なら、恐らく15年契約の可能性が高いとのこと。』
私の場合、入居する際に給湯器を新しくしたと大家が言っていた記憶がある為、
恐らく大家とガス会社は10年の契約をしていることがわかりました。
そのため、ガス会社を大家から変えてしまうと、契約違反ということになり、
違約金を大家側が支払わなければならなくなる、ということが今回の一番の理由であることがわかりました。
そりゃ、入居者のガス代の為に、自分が違約金を負担するような大家は普通いないですよね。
ということで、今回これ以上の交渉は大家との溝を作りかねないと判断し、
休戦することとしました。
あと何年この家に住むかはわかりませんが、次の交渉は、10年契約満期の前のタイミング。
つまり契約更新の前段階で、再度解約交渉を持ち出すということが次に私にできる選択肢となってしまいました。
まとめと対策
今回は、プロパンガス会社の変更をすることはできませんでしたが、
このことから、プロパンガス会社の請求の闇が深いことが改めて浮き彫りになりました。
結局は、給湯器やコンロだろうと配管工事費だろうと、一旦は契約の為自分が負担すると見せかけておいて、
その費用負担分を回収する為、毎月のガス代に上乗せして入居者に請求し続けるのです。恐らく回収後も利益を多大に得続けているというのが、
現在のプロパンガス会社の常套手段だということです。
みなさんも、こうゆう仕組みだということをよく理解して、プロパンガス会社契約の際は、
充分注意してくださいね。
はじめが肝心ですよ!
最後に、使用料金の単価が変えられないのであれば、ガスの使用量自体を少しでも減らすことが、
ガス代を抑えるせめてもの作戦だと気づきました。
それが、お風呂場のシャワーヘッドを節水タイプに変えることです。
最近は節水タイプのシャワーヘッドも充実しており、節水と言いながら、実はガス料金が下がるケースも多いとのことです。
実際私も使ってみたところ、使う前の月と使った月との料金差がなんと、2,000円安くなっていてびっくりしました。
まぁいろいろな条件の違いはあるとは思いますが、間違いなく効果はありますので、是非実践してみてください。
下におすすめのシャワーヘッドを紹介しておきます。
ということで、本日はここまで。
また、明日。
