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2030未来への分岐点(2)飽食の悪夢 水・食料クライシス~①~

2030未来への分岐点②

こんにちは、CHIOJIです。

先日も記事に上げた今回は第二弾。

NHKスペシャル「2030未来への分岐点」飽食の悪夢~水・食料クライシス~について、概要と感想を書き留めます。

私が最近最も衝撃を受けたことの一つです。

世界の現状を知ることも、独立成功する為には知っておかなければならないことです。

まずは、どうゆう内容だったかを、テレビを見ない人もいると思いますので、

項目ごとにご紹介します。

これは、まぎれもない現実だということを感じながら読んでください。

目次

ゆがんだ食料システム

食料資源のあくなき浪費を続ける私たち。

しかし今、新型コロナウィルスのパンデミックが世界を襲う中、各地で食糧難に陥る人が急増しています。

国連は今、飢餓のパンデミックが起きていると警告を発しています。

現在の穀物生産量は年々増加しており、世界人口の割合から考えると、一人一日約2,300kcalという生活に必要な量を十分まかなえる計算になります。

にもかかわらず、世界の飢餓人口は2019年より急激に増加しており、今や8億人に達していると言われています。

その原因は、現代人が大量に消費している「」だというのです。

牛肉1キロの生産に必要な穀物は、6~20㎏。

世界の穀物の約3分の1は、食用ではなく家畜のエサになっているという現実があります。

さらに、穀物生産には、膨大なが必要です。

その水が年々枯渇しているというのです。

例えば、あるアメリカの穀物生産地の地下水は、10年ごとに10m以上水位が下がっており、

あと10年もすれば、地下水は完全になくなってしまいます。

では次に、輸入食品の生産にはどれだけの水を使用するか、食品ごとに見ていきます。

バーチャルウォーター(食料生産に必要な水)

  • りんご1個→53.5ℓ
  • パン500g→804ℓ
  • チーズ200g→635.6ℓ
  • コーヒー1杯→132ℓ

これに対し、牛肉1㎏を生産するのに必要な穀物は、6~20㎏

その穀物などの生産に必要な水は、15,415ℓ。なんとお風呂77杯分以上使用するというのです。

日本のバーチャルウォーター輸入量は、年間80兆ℓ。

これは、国内の水の年間使用量に匹敵すると言われています。

輸入食材に頼った豊かな食卓は、食料生産国から大量の水奪うことで実現しているのです。

食料生産と温暖化の悪循環

現在高級コーヒー豆の産地であるウガンダでは、その肥沃な土地確保の為、小規模農家が農地を奪われる事態が頻発し社会問題となっています。

さらに、土地を奪われた人々が、新たな農地を求め森林伐採が拡大。

温暖化を加速させる悪循環が起きています。

世界の温室効果ガスの排出量の約1/4は、この「食料システム」が関連しているのです。

今後、悪化する地球温暖化や土地の荒廃によって、食料システムの危機はさらに深刻化するとみられています。

私たちに残された時間は少ないと、専門家は指摘します。

2030年までに持続可能な食料システムに転換しなければ手遅れになってしまいます。

未来への分岐点、2030年まで、あと10年…。

次回に続きます。

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この記事を書いた人

毎月の返済の為副業にチャレンジ/
お金や節約にまつわる様々な教えを実践し、
体験を発信していきます。

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